小説 真犯人

パトリシア・コーンウェル作の「真犯人」を読みました

検死官シリーズの4作目だそうです。といっても前作の3作は見ていないのですが。
購入した経緯はたまたま行った神社で本のフリーマーケットをしており
何冊まとめて100円とかで売ってあったのを買いまいした
神社でそういうのをするんだ~と思うのと、たまたま行って安売りしていてラッキーというので
10冊300円くらいで買ってしまいました

この本自体が1993年訳となっていて、今では当たり前となっている血液検査のルミノール、
微細な証拠を浮かび上がらせるルーマライトや
コンピューターによる10指指紋照合なども出てきています。主人公はPCがUNIXで486を使っていましたが
自分が初めて買ってもらったPCが中学の頃で486だったので時代も同じだな~と違う感心をしてしまいました

久しぶりに推理小説を読んだのと登場人物が全部横文字なので中々つながらなかったのですが
途中からは犯人に向かって一気に進んでいく感じで読むペースが速まりました

読み終わっての感想は、題名に真犯人とついていますが、計画犯と実行犯がいて真犯人は
結局誰(どっち)なんだと思ったのと、それ以上に驚いたのが、計画者は証拠不十分で、実行犯は
逃亡中のまま結局捕まらずに終わってしまった事です。4人くらい作中で亡くっていて題名が真犯人なのに
犯人が捕まらないまま終わるのはなかなか斬新です。

前回の読書感想分が3/17、今回が4/16、約一月に1冊ペースです。年内に12冊行けるか分かりませんが
また新しい本を読み終わったらご報告します